1953-02-28 第15回国会 衆議院 農林委員会 第25号
○廣川国務大臣 青森県の本日の新聞に載つておりますことは、多分これはまだ現地においてもはつきりわからないと思いますが、実はわれわれの方で今調査いたしておりますので、調査をまつてはつきりしたことをお答えいたしたいと思います。
○廣川国務大臣 青森県の本日の新聞に載つておりますことは、多分これはまだ現地においてもはつきりわからないと思いますが、実はわれわれの方で今調査いたしておりますので、調査をまつてはつきりしたことをお答えいたしたいと思います。
○廣川国務大臣 これは必要以上に便利の悪い所へ疎開いたしておりますので、便利のいい所にやりたいということであり、また決して首切りなんということではなく、親切な態度をもつて従業員諸氏には臨みたい、こう考えております。
○廣川国務大臣 非常に天災の多い日本の農業について、これを共済でないその他のことで考えたことがあるかどうかということでありますが、私はやはり共済の形がいいと思つて、ほかの考えは今のところ持つておりません。
○廣川国務大臣 これは農林省におきましてもまだ定員の問題が解決いたしませんが、外務省と相談して、現在のような事態が起つておるときでありますから、特に強く主張いたしまして、そういうふうにいたしたいと思います。
○廣川国務大臣 私の聞いておつたところでは、わら一把ずつ持ち寄つてやりたいということでありますが、その他の金品をどうするということは私聞いておりません。
○廣川国務大臣 予算委員会においては、大蔵大臣を含めた政府のおるところで小笠原通産大臣が言明いたしておるのでありまするから、間違いはないと思います。ただ事務の折衝がそこまで進んでいるかいないかはまだわかりません。
○廣川国務大臣 これわかねての懸案でございますので、できるだけ早く大蔵省と話をつけて、本国会に出すように努力いたします。
○廣川国務大臣 悪いものをよく正して行くという一つの方向もそれでありますが、特に災害復旧等については、その災害復旧に便乗するというような考え方があることも私承知しております。また災害復旧等について地元が負担し得ないというようなことも、私承知いたしておるところであります。
○廣川国務大臣 多数出先のあることでありまして、この出先機関で失態をし、あるいはまた過失をし、不当な支出をした場合に、その監督について農林大臣からまたその局長までこれは自責をすることが当然であります。むろんわれわれは責任を感じております。
○廣川国務大臣 そう解釈してさしつかえ、ございません。
○廣川国務大臣 十分通産大臣と相談して努力いたしますが、相手のあることでありますから、どの点で参りますかわかりませんが、最大の努力をいたします。
○廣川国務大臣 米価の決定は、農民に与える影響と一般消費大衆に与える影響が非常に大きいものでありますから、米価審議会等を設けでやつておるのでありますが、ときどき実はちぐはぐになつて、あなたの御指摘のようなことがなかつたわけでもないのでありますが、われわれとしては、今後そういうことのないように、審議会を十分活用してやりたいと思つておるようなわけであります。
○廣川国務大臣 これはやはり食糧の自給度を確立することを目標といたし、それについて農家の生活の安定をはかることが、目標であると考えております。
○廣川国務大臣 乳製品も酪農の奨励等によつてだんだん数が増しておりますので、われわれとしてはでき得る限り輸入を防遏するようにいたしたいと思います。
○廣川国務大臣 実際払い下げる価格、かりにみそ、あるいはその他飼料に行く場合の具体的の値段はまだ承知いたしておりません。
○廣川国務大臣 勧告が出たようでありますから、一々具体的に相談して善処いたします。
○廣川国務大臣 農地が家屋とか道路あるいは工場等によつてつぶされるのは、大体年三万町歩程度になつております。これによつて減収になるのは、大体百万石程度と推定されております。
○廣川国務大臣 その懸念はないそうであります。
○廣川国務大臣 農民運動はあくまで自主的なことをわれわれは欲しておりますので、法律をもつてこれに方向を指示しましたり、あるいはまた制約をいたしたりするような考えはないのであります。あくまで自主的に健全な発達をすることをこいねがつております。
○廣川国務大臣 報告は聞いております。また要請書も拝見いたしております。ちようどそのときは、私何かの公用でそこにおらなかつたように記憶いたしております。
○廣川国務大臣 自給はできる計算で立てております。但し米麦のみでなく、総合された食糧の上に立つての自給だということでやつておるのであります。
○廣川国務大臣 副食物については、先ほども申し上げました通り、食生活の改善をモツトーにしておりますわれわれといたしましては、全般の副食物について特に畜産、水産等については意を用いておるのであります。また野菜等につきましても、市場の機構等をだんだん驚いたしまして、一般消費大衆の負担を軽減するようにいたしておるのであります。なおこまかい答弁が必要でありますれば、政府委員から答弁いたします。
○廣川国務大臣 一つ一つ具体的に言いますと、供出については、農家保育米をふやして行くこともその一つでありましようし、あるいはまた家畜を飼つて食肉を供給するために、その飼料に関する対策を講ずることも一つでありましようし、あらゆる面に向つて私は努力いたしておるつもりであります。
○廣川国務大臣 御指摘のように、実質的に生活水準を上げるということは大事なのでありまして、万般の施策をそれに向けて私どもは努力をいたしております。
○廣川国務大臣 御説ごもつともでございます。農林省といたしましては、全部やはり重量メートルに統一されているのでありますが、今までの慣習等を重んじましてわかるようにいたしたつもりでありますが、それが紛更するようであれば、これもまた考えなければならぬと思つております。
○廣川国務大臣 お答えいたします。通産省と意見は異なつておりません。ただ農民になるべく安く肥料を供給するように、両省心をあわせて努力をいたしておる最中でございます。
○廣川国務大臣 実行いたしたいと思います。
○廣川国務大臣 農業団体再編成は、年来いろいろな問題を提起されて、検討いたしておりましたが、団体の間において昨年末意見の一致を見たのであります。
○廣川国務大臣 ただいまのところ国有林を公社にするというような考えは持つておりません。現在の機構を整備いたしまして、そうして強力に治山治水の面にお努めいたしたい、こう考えております。
○廣川国務大臣 目標の数字の的確のことは実は今手元にありませんので、お答えできませんが、あとで政府委員から御答弁申させます。
○廣川国務大臣 農地を将来安全に保障して行くためにはやはり新たな防風帯を設置しなければならぬのでありますが、それに対しては具体的に案をつくりたいと思います。しかし急に育つ樹木と、それから将来を考えて樹齢等を勘案いたしまして、防風帯設置に対して努力いたしたいと思います。また損害等につきましては実際に調査いたしまして、でき得るだけ善処いたしたいと思います。
○廣川国務大臣 政府部内でよく調整いたしまして善処いたしたいと思います。昨日の予算委員会におきましても同様な問題がありましたので、政府部内でよく調整いたしまして善処いたす考えでおります。
○廣川国務大臣 勝間田氏の質問要旨に沿うような事例もあつた事実がございますので、われわれといたしましては、そういう場合農民の直接の陳情を受けて実は困却したこともある。単に県庁が知らないのみならず、村長も知らないというような事例がありましたので、これに対しましては政府部内で相談をいたしまして、そういうことのないようにいたします。
○廣川国務大臣 実はこの前農林大臣をいたしておつたときも、農地保護法をつくろうという考えを持つておつたのでありますが、それのみでなく、無制限に広がつて行く都市の膨脹等に対しましても、ある程度の制限を加えなければならぬと考えて、農地を保護する立法をしたいと考えておつたようなわけであります。
○廣川国務大臣 通産大臣から農民に理解のある御答弁を願つたので、私はそう大して蛇足を加えることはないのでありますが、しかしこの生糸は非常に大事な輸出品でありまして、また農家経済にとつて重要な位置を占めるものでありますから、われわれといたしましては、この日本の生糸の価格が安定いたし、これが海外の需要を増すことをこいねがうと同時に、国内におきましては、桑の増植あるいはまた品種の改良あるいは病気の駆除等いろいろ
○廣川国務大臣 肥料が外国に比して高いことは御指摘の通りでございまして、ただこれを農民としては安く入手したいというのが希望であります。昨日も平野氏からお尋ねがあつたのでありますが、これをなるべく早く合理化をはかりまして、安くすることをこいねがうのでありますが、目前の問題といたしましては、審議会でもつくりまして、そうしてなるべく安く農村に入るように努力いたしたいと考えております。
○廣川国務大臣 たびたびさようなことは聞かされております。
○廣川国務大臣 遺憾ながら今のところはございません。
○廣川国務大臣 大蔵関係のことよりも水産関係に造詣の深いお方でありますから、私が申し上げぬでもよりよく御承知のことであると思います。ただいまここに食糧自給対策の一環として、工船によるフィッシュミール生産計画の内容を拝見いたしておりますが、まつたくその通りでございます。元来私は食糧をますではかることはきらいな方でありまして、やはりカロリー計算で行く方がよろしいという論者の一人でございます。
○廣川国務大臣 事国会に関することでありまして、農林行政がそれに入つてはならぬと私は思うのであります。ただしかし、井上さんの御構想も非常にりつぱな構想でございます。
○廣川国務大臣 事務的にお答えいたしたようですが、これはやはり二つの法律は違つておるようなわけでありますから、他の法律を改正することは必要ない、こう考えております。
○廣川国務大臣 今朝来私が聞いておりました罹災面積より大分多くなつておるようでありますが、時間のたつにつれて、大河川でありますので、これが氾濫して被害面積が多くなることは、低湿地帯の本地方では、多分そういうふうになるのではないかと思われます。
○廣川国務大臣 今回のダイナ台風が非常に雨を伴つて参りまして、東海、関東南部等が非常な影響を受けていることは承知いたしておりますが、ただ各地区別の情報がまだ明細に入つておりませんので、それに対する対応策は確立しておりません。
○廣川国務大臣 駐留軍用地に関しましては、前々申し上げている通り、生産農家に実際に実害を與えないように私たちは努力をいたしておるのでありまして、せつかく開拓いたしましたる所、あるいはまた既存農家等に迷惑をかけて、しかもそれが大事な食糧増産の障害となることを避けるために、あらゆる努力をいたしておるのであります。ただいまお尋ねの具体的の点に関しましては、局長より答弁いたさせます。
○廣川国務大臣 駐個軍の用地に関して、共産党が農民をアジつたりなんかすることを防ぐことが大事だ、こういうことでありますが、その通りであります。私たちは共産党の人たちが乗ずるすきのないように、事務的にもこれを進めて参りたいと思います。また事務の方で困難な場合は直接私が交渉いたしまして、農民に不満と怨嗟の声のないように努力いたします。